蛤の吸い物

上巳の節供

蛤の吸い物

蛤の貝殻は対のものしか合わないため、一生添い遂げるようにとの意味合いです。
蛤のうま味が強いので、かつおだしを使わず、昆布だしと日本酒で調理し、塩や醤油少々で調味される「潮仕立て」にしています。

【材料】(2人分)

蛤4個

水400㏄

昆布3センチ角くらい1枚

酒大さじ1

白醤油(淡口醤油)少々

わかめ適宜

うど適宜

木の芽2枚

1

蛤は洗って、鍋に水と昆布と共に入れて中火にかける。沸いてきたら火を弱めて昆布を取り出す。

2

口が開いたら酒を加え、味を見て、白醤油を加えて味を調える。

3

お椀に蛤とわかめとうどを盛り付け、汁を注ぐ。木の芽をのせて供する。
【レシピ提供】和食文化国民会議 技・知恵部会 幹事 長田勇久